ども、谷口です。

仕事中にツイートさせていただいたことを、そのまま文章にしたいと思います。

 

ちょいと思い出話をつらつらと書いていきます。

 

記憶違いがあれば許してください。

このツイートのコメント欄に続きを書いていきます。

マイルCSで自分にとって忘れられないレースがあるんです。

自分はまだ学生で馬券を買えない身、それでも友人と競馬場に行った。

2004年の話です。

この友人四人と少ないお金を持って競馬場に乗り込んだ。

俺の資金は確か5000円、これでも多いほうだった記憶がある。

兄貴は1人で競馬場に行っていて、友達と行きながらもたまに兄貴と電話したり、馬券を買ってもらったりしていた。

自分で買うのは一度補導された経験があったので、怖かった。

まずマイルの前に1つの事件が起きた。

兄貴が10レースか9レースか忘れたけど、競馬場の名前を間違えて的中したw(阪神のところを中山とか、そんな感じのミス)

配当もなかなか付いたらしく、電話でむちゃくちゃ自慢された記憶がある。

塗り間違えは珍しくないけど、当たることは珍しいですよね・・・

 

そして、俺は5000円を握りしめてマイルCSに望んだ。

本命を誰にしたのか記憶が曖昧…なんだけど、おそらくデュランダルだったと思う。

デュランダルは鉄板だ!そんな感じで話してたので、おそらく本命にしていたと思う。

テレグノシスどんな理由だったか相手に選んで、馬券を買おうと考えてた。

友人に確認すると3着に入って叫んでたとのことw

 

5000円の資金があったのは確かで、競馬が終わると遊びか飯かでお金がいるから2000円残しておこう。

そう思って3000円で勝負しようと考えた、ここらへんは良く覚えてる。
デュランダルは自信あったものの馬連で当たるのか?

今ほど資金に余裕もないのでとにかく当てたかった。

そこで俺はデュランダルとダンスインザムードのワイドに2000円、デュランダルとテレグノシスのワイドに1000円、マークシートを塗って兄に5000円札を渡した。

兄に馬券を買ってもらうとなぜかお釣りがなかった。

若い頃の谷口「あれ?お釣りは?」

兄貴「お釣りなかったで?」

馬券を見ると…

ワイド二点のほかに馬単で2000円と書いてあった…

なにこれ…

本当に意味がわからなくて兄が最初付け加えたのかなって疑ったけど、そんな意味わからんことをするわけもなく正直テンパった。

外れたら遊びにいけない、そんな感じだった。

兄は俺を思ってか、外れたらお金貸してやると言ってくれた。

その馬単の買い目はデュランダルからダンスインザムードの一点。

塗った記憶もないし、裏側に書いた記憶もない、ただワイドが当たってくれ…そんな感じでレースを見てた。

直線に向くと抜群の手応えでダンスインザムードが抜けてきた、その後ろから安心感のある脚色でデュランダルが追い込んできた。とりあえずワイドは当たっただろう、そして3着を見ると後ろからテレグノシスが追い込んできたので雄叫びをあげた記憶がある。

レースを見てない方は見てください(^^)

直線でテレグノシスをみて叫んでいたことから、馬単の馬券のことは忘れていたんだと思う。

「とりあえずワイド当たって良かった!」こんな感じだったと思う。

んで馬券を見ると馬単まで当たってて変な汗が出た記憶がある。

改めて考えるとおかしな話で緑のマークシートで書いてるはずだから、裏側にわざわざ馬単で番号を書かなければならない。

そもそも馬連も買うつもりもなかったし裏側を塗った記憶もない。

1つ考えれるとすればもともと裏側だけ塗られていたマークシートに書いてしまったことくらいか。

 

払い戻しは兄に頼もうって感じで兄に連絡しようとすると、一緒に見ていないはずの兄が近くにいた。

 

そのときの兄の顔が忘れられない。なんというか、何かを言わなければならない…けど言いたくない…そんな感じだった。

「じゅん、ちょっといいか?」

友達と離れたところでどうしたん?と聞くと

「おじいちゃんが危篤状態で、今からみんなで愛媛に帰るんやって。」

そのあとどう帰ったかは忘れた。

愛媛の病院につくと、姉が大泣きしていた、機械で呼吸させてるだけで実質は…

良くわからなかったけど、もう死んでいるということが伝わってみんなで泣いた。

お昼くらいに病院に運ばれて、体調が急変したらしい。

おじいちゃんには自分が釣りにハマった時も朝早くからバス釣りに連れていってくれたり、とにかく軽トラで色々出掛けた思い出が今でも思い出す。

軽トラの後ろに孫を乗せて愛媛の島を走り回ったり…

色んな思い出がよみがえってくる。

おばあちゃんもかなり落ち込んでたので、お母さんがそのまま一緒に愛媛に住むことになった。

そして今は元気に暮らしてるんですが…

何回忌か忘れたけど、おばあちゃんと話したときに妙なことを言っていた。

病院に運ばれた後、一度意識を取り戻したおじいちゃんが不意にこんなことを言ったらしい。

 

「じゅんとこうじが一緒におるみたいやなぁ…」

 

俺は高校生、兄は大学生なのでむしろ一緒にいる時間のほうが少ないはず、なのに少しほほえんだような感じで言ってたらしい。

確かに一緒にいた、競馬場に。

おじいちゃんは競馬をしてることなんて知ってないし、不思議だなと思った。

 

そして、兄の買い間違え的中や俺の謎の馬単…

もちろん偶然が重なってそうなる可能性はありえるけど…

本当にたまたまなんだろうか?

ちなみに兄はマイルCSはダンスインザムードの単勝に突っ込むと言っていたが、母からの電話で買えなかったらしい。

これ偶然なのか…?

いつもの兄なら勝ち分すべてダンスインザムードに入れて「終わった・・・」ってなってるパターンだと思うw。

 

兄はおじいちゃんが亡くなってからは競馬は続けていたけどマイルCSの日は必ず馬券を買わなかったらしい。

電話のトラウマがフラッシュバックするんだって。

あのとき兄はレース前に母からの電話を受け取っていたのに、俺にはレース終わってから報告した。

きっと言いにくかったのかな。レース終わるまで待ってくれてたと思うと兄の優しさを感じる。

 

それから・・・兄はやっぱり競馬好き。

数年前からかマイルCSを買うようになった。

「当たったほうが正月にお供え買わへん?ええやつ買おうや笑」

そんな感じで毎年兄と悲しいG1から絶対当てておじいちゃんに良いお供えを買う!という気合いの入ったG1に変わりました。

そして今年…

 

久しぶりにマイルCSに一緒にいくことになった。

願いは同じだった。

「おじいちゃんもう一回頼むw」

 

心霊現象とか一切信じたことないけど、今でも不思議に思った2004年のマイルCSでした。

長文最後まで読んでいただいてありがとうございました。

みなさんにとっても、思い出に残るレースや馬達がいますよね、きっと・・・。

また話聞かせてください(^^)